7月末に開催した「ウェルビーイングって何?ウェルビーイングに関する感じ方を広げるワークショップ」に引き続き、このたび「ハラスメント予防研修」を実施しました。この研修は、当社の人事ビジョンである「100%ウェルビーイング」を実現していく上で必要不可欠な取り組みです。
何らかのハラスメントが発生し、従業員のウェルビーイングが損なわれることは、決してあってはならないことです。また、ハラスメント行為は、人事ビジョンや企業理念・バリューそのものを損なう行為でもあります。したがって、ハラスメントの発生を未然に防ぐとともに、発生した場合には迅速かつ適切な措置を講じる仕組みや体制を整備することが会社(使用者)としての責務です。
こうした考えのもと、当社は、シナジー経営株式会社・シナジー経営社会保険労務士法人代表の北出慎吾先生を講師に迎え、①管理職向け、②一般職向けにハラスメント研修を開催しました。
北出先生は、「ハラスメントは誰しもに起こりうる問題であるということをまず理解し、適切な知識を身に着け、対応策を知ることが重要です。そして、他者に対する発言と行動を今一度見直し、コミュニケーションを一方的ではなく双方向にして、信頼関係を築いていく姿勢が何より大事です。」と述べられました。
研修では、時代や世代によって異なる価値観や労働観を踏まえ、ハラスメントが起きやすい構造や環境、ハラスメントの定義や業務指導との違いについて学びました。その後、様々なケーススタディを通じて、どのような言動がハラスメントに該当するかを参加者同士が議論し、さらに理解を深めました。
また、当社社長の玉村からは、ハラスメントがウェルビーイングに与える影響について言及があり、ハラスメント撲滅に向けた強いトップのコミットメントと、会社としての指針・対策の枠組みが示されました。
当社は、顧客や社会に対してより良いサービスを提供できるよう、今後も研修やワークショップを通じて様々な人的資本への投資を続け、社員一人ひとりの幸福、100%ウェルビーイングの実現に向けて邁進してまいります。